松下幸之助の経営感覚 なるほどなと反省しました。

私たちの信条と五つのちかい
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先日、北陸地区本部の友の会新入会員の集いに参加しました。「松下幸之助の経営感覚」というテーマがあり、とても考えさせられたのでご紹介します。

 

経営の神様と言われた、松下幸之助の基本となる考え方とはどのようなことだっだのでしょうか。 当時、松下電気ナンバー2の、高橋荒太郎氏は以下のように書いております。

 

昭和29年の全国的に金融困難なときに、銀行へ松下創業者と、金を借りにではなく挨拶に行きました。 銀行の重役さんから「会社をどこまで拡張されるのですか」という質問がありました。 そのときに松下創業者が答えられたのは「それは私にもわかりません」こういう答えでした。 銀行の重役さん、みな唖然としていました。そして、その後に続けて松下創業者はこう言われたのです。 「会社を大きくするか、小さくするかということは、社長の私が決めることでもなければ、会社が決めるもの でもありません。すべて社会が決定してくれる。 うちの会社がよそさんに負けないだけの立派な仕事をして、消費者に喜んで使っていただけるような仕事をしていけば、 もっと作れという要望が集まってくる。その限りにおいては、会社はどこまでも拡張しなければならない。 会社を大きくするか、小さくするかということは、すべて社会が決定してくれる。

 

そういう考えであれば、報酬をいただけなかったら、これは社会に何の貢献もしていない、 それは会社の基本に反する。ということになりますから、そこに改革のメスが入れられるようになる。 松下創業者の基本の考えはそこにあるのです。

 

当社、一期大福にあてはめると、事業拡大しているのか。社会から必要とされているのか。自問自答、いまはまだまだ社会の評価は低く、まだまだだと反省しました。そして、どうやって社会に貢献できるか考え直そうと思いました。

 

 

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