01 / 制度概要
デジタル化・AI導入補助金2026ってなに?
「IT導入補助金」という名前で2017年から続いてきた中小企業向けの補助金、今年から名前が変わりました。その名も「デジタル化・AI導入補助金2026」です!
中身は基本的に同じで、会計ソフトや受発注システム、クラウドサービスなどのITツール導入費用を国が一部負担してくれる制度です。名前にAIが加わったことで、生成AIを含むAIツールの導入もより積極的に支援する姿勢が明確になりました。
対象経費の例:ソフトウェア購入費、クラウド利用料(最大2年分)、導入支援費、保守費など。申請はIT導入支援事業者と一緒に行います。
02 / 変更点
今年の変更点3つ(ここが重要!)
旧IT導入補助金からの主な変更点をピックアップしました。特に2回目の申請を検討している方は要チェックです。
1.AIツールの位置づけが明確になった
ITツール検索でAI機能搭載ツールが一目でわかるように!生成AIや業務自動化ツールも探しやすくなりました。もちろん従来の会計ソフト等も引き続き対象です。
2.2回目以降の申請に「賃上げ要件」が追加
IT導入補助金2022〜2025で交付を受けた事業者が再申請する場合、物価安定目標+1.5%以上の賃上げ計画の策定と従業員への表明が必須になりました。達成できない場合は補助金の返還が求められることも。計画は慎重に!
3.加点項目に「省力化ナビ」が登場
省力化ナビのステップ1〜4を実施してPDFをダウンロードすると加点対象になります。また、セキュリティ関連の加点はSECURITY ACTION管理システム(2026年5月〜)での取得に変更されています。
要注意:過去にサイバーセキュリティお助け隊サービスを申請・利用済みの事業者は、今年のセキュリティ対策推進枠の対象外です。申請前に必ず確認を!
03 / 申請枠
5つの申請枠を選ぼう
自社の状況や導入したいツールに合わせて枠を選びます。2つの枠を同時に申請することも可能ですよ。
おすすめ通常枠
業務プロセス1〜3種類:補助額5万〜150万円(補助率1/2)。4種類以上なら150万〜450万円まで狙えます。まずはここから検討してみましょう!小規模事業者で最低賃金近傍の場合は補助率が2/3に。
ハードウェアも対象インボイス枠(インボイス対応類型)
会計・受発注・決済ソフトに加え、PCやタブレット、レジ・券売機まで補助対象!小規模事業者は最大4/5補助で補助下限もなし。安価なツール導入にも使えます。
インボイス枠(電子取引類型)
インボイス対応の受発注システムを商流(取引グループ)単位で導入する枠。発注者側の大企業も申請できます。
セキュリティ対策推進枠
IPAが認定する「サイバーセキュリティお助け隊サービス」の利用料を補助。ただし過去に申請済みの場合は対象外なのでご注意を。
複数者連携デジタル化・AI導入枠
10社以上の中小企業が連携した取り組みを支援する枠。地域ぐるみのDX推進を目指すグループ向けです。申請フローが他の枠と異なります。
04 / 申請の流れ
申請の流れ・よくある失敗
手続きにはある程度の時間がかかります。後半の公募回は予算が先着順で終了する可能性もあるので、早めに動くのがコツです!
行政サービス共通アカウント。発行まで約2週間かかることも。公募開始後に気づくと間に合わないので、今すぐ申請を!
情報セキュリティ対策への取り組みを自己宣言するもの。申請の前提要件なので忘れずに。
自社の課題を整理して、解決に合ったITツールを選定。申請書類の作成もサポートしてもらえます。信頼できる支援事業者選びが採択率アップのカギ。
加点を狙いたい場合は省力化ナビやSECURITY ACTIONも事前に準備しておきましょう。
ここが一番よくある失敗!交付決定の前に契約・支払いをすると補助対象外になります。必ず「申請→採択→交付決定→購入」の順番を守って。
補助金は事後払い。導入後に指定された期限内に報告書を提出することで補助金が振り込まれます。
採択のポイント:生産性向上率が3%以上の具体的な計画を立てること、信頼できるIT導入支援事業者と組むことが採択率アップへの近道です。
05 / よくある質問
よくある質問
Q 過去にIT導入補助金を使ったことがある。また申請できますか?
A 申請できますが、IT導入補助金2022〜2025で交付を受けた方は賃上げ要件と効果報告の義務が追加されます。また交付決定日から12ヶ月以内は通常枠への再申請ができません。過去の申請履歴を確認してから計画を立ててくださいね。
Q ChatGPTなどの生成AIツールも補助対象になりますか?
A AI機能を搭載したツールとしてIT導入補助金事務局に登録されていれば対象になります。ただし補助金の申請においてAIツールが自動的に加点されるわけではないので、ツール選定はIT導入支援事業者と相談しながら進めましょう。
Q 採択率はどれくらいですか?
A 2026年度の採択率はまだ公表されていません。参考として旧IT導入補助金では通常枠で約50%程度でした。審査があるので必ず採択されるわけではありません。だからこそ丁寧な準備が大切です!
Q 複数の申請枠を同時に使えますか?
A はい、通常枠とインボイス枠、セキュリティ対策推進枠などは同時申請が可能です。ただし通常枠は交付申請期間中1法人・1申請のみとなります。組み合わせ方は状況によって変わるので、ぜひご相談ください。
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